A 40代前半男性 E.B. 体験談

 私が心身統一合氣道を知ったのは藤平光一先生の著書「氣の威力」を読んでからでした。当時、自己啓発を考えていた私はその後も数多く出版されている藤平光一先生の著書を数冊読み、その奥深さや実践的な内容に感銘を受け、体験だけでもできればと思い福岡の氣の講座への参加を決めました。
 講師の山本晶一先生より教えていただいた氣のテスト、「折れない腕」※1や「持ち上がらない身体」※2等、本に書いてあったとおりの不思議な現象を実体験することができ、非常に感動したのを覚えています。特に「折れない腕」のやり方は非常に簡単で面白く、少しやり方を教わったばかりの女性が男性の全力の腕力に楽々と対抗している姿は本当に驚きで、かつ痛快なものがありました。
 当時はまだ長崎には心身統一合気道の道場はありませんでしたが講座に参加した矢先、山本先生より長崎に帰郷した中嶋新一先生が近日にも諌早で教室を開く予定であるとのことを教えていただきました。渡りに船、私は森山教室の発足と同時に生徒になり、心身統一合氣道を本格的に習得する環境を得ることができました。

     

 習える環境ができたまでは良かったのですが、私は元々あまり器用な方ではなく、ともすれば何でも力任せでロボットにようにぎくしゃくとやるようなタイプ(笑)だったので、稽古をやり始めたばかりの頃は自分には向いていないと考えたこともありました。しかし人間続けていれば何事も上達、変化していくもので、修行の成果が出てきたのか周囲から雰囲気が良くなったとか姿勢が良くなったと言われるようになりました。心身統一合氣道が単なる武道ではなく、自らを育てることに役立つことを実感しつつあります。合氣道の技術はまだまだ未熟ですが、心身統一合氣道が人生の柱となるように稽古に励みたいと考えております。

 ※1「折れない腕」とは
     Aが右足を半歩前にして立ち、右腕を前に伸ばし、指を開いて完全に腕の力を抜く。
    そして心の中で指先から自分の氣が天地の果てまでほとばしり出ていると考える。
    Bは両手でAの右腕を持ち、全力で肘関節から前腕を肩の方に曲げようとするが、BはAの腕を曲げることができない。 

 ※2「持ち上がらない身体」とは
     AとBが対面して立ち、BがAの両脇の下に両手を差し込んで、持ち上げようとする。
    Aが脳天を意識していると、用意に持ち上がる。
     しかしAが全身の力を完全に抜き、身体の重みは下にあると意識すると、Bがどれほど腕力があろうとAを持ち上げることができない。

これらのテストは森山教室でも実施しており、初めての方でも老若男女問わず体験することができます。本教室では誰にでも、親切丁寧に指導しております。わからないことがあれば質問も気軽にできる環境ですので、体験するだけでも気軽にお越しいただければと思います。